1/27(日曜日)冷え込みは強いものの、朝から快晴に恵まれた中、日本ドッヂビー協会主催 株式会社ヒーロー協賛で【第1回ゴールドッヂ新宿大会 2013】をおこないました。
本大会は、東日本地域では初となるゴールドッヂ大会。
今回、大会とは名乗りながらも、ゴールドッヂという競技自体の認知普及はまだまだの状況であることは否定できず、参加者の皆さんには募集時点から限りなく講習的要素を強めた体験会的なものとして認識いただきたい。との告知のうえ、お集まりいただきましたが
下は小学生から上は50後半まで、総数80名ほどの参加がありました!
もうひとつ、協会サイドから見た位置付けとしては、ルールや競技進行における検証の場としての要素もあり、イベントとして大変、有意義なものであったことを冒頭に申し上げます。
会場はJR新宿駅から徒歩10分強で到着するという立地の新宿区立西新宿中学校の体育館を終日お借りしました。
会場選択にあたり、新宿駅のようなターミナルから徒歩で行ける場所でおこなうことに、こだわりました。これは交通アクセス至便な場所でおこなうことで、移動などのストレスをより少なくすることで、参加しやすい大会に。ということを念頭に置きました。
会場借用にあたり、新宿の淀橋地区で地域総合型スポーツクラブを目指している「淀橋KaTクラブ」の方々に多大なるご協力をいただきました。
「淀橋KaTクラブ」のネームの由来について、少々講釈をさせていただくと・・・現在、淀橋と言われている新宿駅西側の地域(現東京都庁周辺)は浄水場があったことで有名でしたが、元々、柏木(かしわぎ)角筈(つのはず)と言われていた地域であり、KaTはK=柏木 a=and〔&〕 T=角筈(つのはず)を表しているそうです。
新しい枠組みである地域総合型スポーツクラブを目指すクラブの設立にあたり、KとTの当時から、現地に所縁ある方々が組織のネームとして付けた、その意味をうかがい、深く感慨を受けたことをお知らせしておきたいと思います。
さて、内容ですが、冒頭、ルールブックに基づき、簡単なルール説明をおこない、いくつかの質疑応答の後、早速、試合をおこないました。
対戦形式は、参加者の皆さんを1チーム8~12名程度の8チームに主催側であらかじめ分けました。さらに各4チームで構成した2リーグに分け、15分一本流しの総当たりで予選をおこない、その後、各リーグの同順位同志が前後半各10分の順位決定戦をおこなうという形でおこないました。
●最終成績
4位対戦 |
武蔵野ドッヂビークラブ |
4 |
VS |
⑧ |
フリーサル |
3位対戦 |
シーガルズ |
⑧ |
VS |
3 |
ティーチャーズ |
2位対戦 |
ハッピーキャノンズ |
④ |
VS |
3 |
ハミングバーズ |
1位対戦 |
カトーン |
4 |
VS |
⑦ |
ビックボンバーズ |
ということで、栄えある第1回大会の優勝はビックボンバーズとなりました。
参加者の構成は、①現役でプレイする社会人ディスク競技者が30%、②ディスク競技のOB層が30%、③小/中/高校生も含めた、その他ディスク競技未経験者が40%となり、①のみで構成されたチームが当然、強い。との事前予想は立ちましたが、思いのほか大きな差が出ることはなく、結果はともかくとして、試合自体は見ごたえのある展開が多く、見ても、やっても楽しむことができたものと思います。
今回は会場の事情でコートは1面のみでしたので自分の対戦試合まで時間があり、どの参加者も本格的に対戦するのは初であることから、初戦、2戦目あたりは皆、ルールを確認すべく、どのチームも見学に余念がない様子でした。
その後、実際に自分たちが1戦終える頃になると、「こう動けば点が取り易くなる。」「ディフェンス時はこうすべき」・・・などなど、チーム単位でミーティングを始める光景が多く見られ、それぞれが競技を理解して楽しむためのコミュニケーションを始めていることに、スポーツ種目として充分に面白さを感じてもらえる。との実感と、種目としての将来像が描けそうな感覚を得られたことを嬉しく思います。
参加者に感想を聞いてみましたが、
・この種目なら年齢・性別の差なくできる。
・それほどハードではなく、離れていた(ディスク競技から)人もスムーズに戻れそう。
・ディスクが柔らかく安全なので、子どもにも勧められる。
・やってみると奥深いところがあり、かなり面白い。
・体育館でできるので、天候や気温に関係なくおこなえるので良い。
などなど、全体的に好評を得ていました。
協会として、このパターンで大会を継続的に続けることで、ディスク競技OB層の再参入、また現役でプレイする社会人ディスク競技者の両兼および引退ではなく転向などを意識しながら、地域における指導者層を増やしていくこと。を念頭に考えていくことで、ディスクドッヂからゴールドッヂへ。という変遷ルートを築いていきたいと考えております。
関係各位には、今後も何卒、ご協力のほどを宜しくお願い申し上げます。