私達、日本ドッヂビー協会DBJAは2008年の設立以来、「草の根」を中心軸に位置付けて、地域におけるドッヂビー大会の推進を図ってきました。
草の根の地域大会は地域に根差した行政および行政に近い位置にいらっしゃる方々が主催者となって行われることで根付き、継続性が出ることで育つものと考えて参りました。
その後押しとなる施策として「認定大会」制度を導入し、主催者となる方々へ向けた「講習会への講師派遣」を活動の中心として参りました。
その成果を計ることは難しいのですが、初年度5件からスタートした認定大会は今年度、申請件数が莫大に増加しており、2011年度末時点での予測では60件を超えることになりそうです。一方、講習会は初年度より毎年コンスタントに100件前後の依頼をいただいてきました。
このふたつの施策を通して最近、「他地域と交流できるような大会」を望む声が富に増えている状況にあります。
DBJAは大会を主催するのではなく後押しを活動の中心にしてきましたが、それらのことから時期到来との判断に至り、2012年度より複数の地域が集う大会を主催することといたしました。
主催大会は複数市区町村を跨ぎますが、参加者が移動負担を感じない程度の広域とまではいわず、【中域大会】を中心に実施いたします。
スタート時の具体的なエリアとしては2013年東京国体のデモスポに採用されていること、およびDBJA主要メンバーが多く在住している東京近郊を中心に開始し、我々自身が大会運営のノウハウを充分に蓄積して翌年度以降には全国的な活動とすべく、努力する所存です。
以下に大会要旨、開催趣旨を記しますので皆様にはご理解・ご協力のほど賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
2011年12月日本ドッヂビー協会代表 稲垣 敬雄
DBJA主催 中域大会
【大会要旨】日本ドッヂビー協会と開催地自治体および関連組織(スポーツ推進委員会〔旧体育指導委員〕や子ども会連絡協議会など)が開催地の周辺地域を中心に共同で参加希望チームを募り、単一の行政区市町村の枠を超えた中域において、ドッヂビーを通じたスポーツ交流を目的とした大会として開催したします。
【開催趣旨】中域でおこなうことで日本ドッヂビー協会は公式ルールによっておこなわれる大会普及における具体的な施策となります。一方、開催地域自治体は地元参加者層における一層のモチベーションアップを図ること。および、関係者における審判技術の向上を図る施策として有効に機能すると考えています。
【主催概要】日本ドッヂビー協会および開催地域自治体のそれぞれが、趣旨にあるそのメリットを享受すべく基本的に共同開催を原則として2012年度に4~6回のシリーズ化を、また毎回異なる開催地を想定し、実現に向けた準備活動を開始いたします。
【準備活動】シリーズ大会開催への準備としたトライアル大会と位置付け、2011年12月11日(日曜日)快晴の中、荒川総合スポーツセンター(東京都荒川区南千住)において、「テトラパックわくわくチャレンジカップ 2011ディスクドッヂ大会 を開催いたしました。
この大会は下記ご両社に趣旨ご賛同をいただき、多大なるご協力を賜り実施しました。
〔大会冠・特別協賛名義〕日本テトラパック株式会社〔協賛名義〕株式会社ヒーロー
全試合の結果は「こちら(PDF)」
DBJA主催 中域大会