資格制度の全体構造
ドッヂビーの資格制度は基本的に3層構造で構成されます。
基本的に 1→2→3層の順に取得していただく、段階方式となります。
第1層は、基礎篇であり「ドッヂビーとは?」の基礎知識が中心の講習です。
第2層より「ディスクドッヂ」と「ゴールドッヂ」の2種目を別々に構成。指導と審判の基礎知識と技術講座となります。
第3層は、2種目それぞれのエキスパートとしての認定講座です。
第2層までの考え方
通常スポーツにおける指導(コーチング)と審判(ジャッジング)はその求められるスキルや要素は全く異なるものであることは充分に承知しております。
しかし、ドッヂビーは初期段階(第1/2層)においては、あえて同一線上にあるものと位置付けて資格認定講座をおこないます。その意味と理由を以下にご説明いたします。
現在、最も普及している「ディスクドッヂ」は相手にぶつけるゲームであることは否定できず、その中心層は小学生であることも、また否定できない事実としてあります。
用具の持つ特性と選手同士の接触がないルールのため、肉体的安全性は確保されますが・・・
そこにスポーツマンシップやモラルが欠如した場合、我々が掲げるスローガンであります「笑顔」など何処にもなく、ただの「ぶつけ合い」となってしまい、憎しみすら生みかねないことになります。
そこでドッヂビーにおける携わり方として審判資格を持ちジャッジをおこなうだけでなく、ルールをキチンと把握したうえで、正しい指導をおこなっていただきたいと思います。
皆様には「心の安全性」における担い手となっていただきたく、前提としてご理解いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
認定資格の全体構成